良く聞くし、よく使うんですけど、いざ説明しろと言われると難しい。辞書を引くと「超・高次の」と書いてある。しかし、これじゃ、よく分からん。
説明を試みる。
モノを作るには、材料とツールがいる。普通は、ツールを使って材料をさばくことによって、モノが生まれる。これに対して、メタ○○と呼ばれるものの場合は、ツール自体を材料にしているものである。
どうでしょうか?
具体例を。
■小島よしおの笑いの作り方(メタお笑い)。
お笑いにおいて「空気を読む」というのは最低限のルールです。このルールが、先の説明で言うところの「ツール」です。小島さんは このツール自体をネタ(材料)にして笑いを作っています。なので、メタお笑い。(彼は意識的にやってるわけではないと、僕は思っていますが…。少なくとも「空気読まない」キャラが確立されるまでは。)
■templateメタプログラミング。
こちらは、c++をやったことのある人向けの説明になってしまいます。templateっていうのは、プログラムの柔軟性や再利用性上げるために導入されたものです。つまりツールです。しかしtemplateメタプログラミングでは、そのtemplateの機構自体で計算をして(材料にして)しまいます。
1: hirohiro 『リカーシブでしたか、再帰的プログラミングって、なんかメタっぽいです。多分違うんでしょうが。確かに道具や手段、それ自体が手段などに...』 (2008/03/19 7:34)
2: わけん 『>再帰的プログラミングって>なんかメタっぽいです。多分違うんでしょうが。たしかに、template meta programmi...』 (2008/03/20 12:11)
3: mynz 『うぇん、投稿したら承認待ちになってしまったよ。と、いうワケでももう一度、投稿してみる。--メタについて、自分はこんなふうに説明し...』 (2008/03/20 20:13)
4: わけん 『なるほど。英語の例はわかりやすいですね。 なんか僕の思っていたメタは、違っていたような気がします。 うーん、やはり"高次の"って...』 (2008/03/20 22:23)
5: mynz 『そうだねぇ、自分の場合「メタ」の意味合いは「高次の」と説明されると納得できる。逆に、「本来の用途と違う使い方をする」という意味を...』 (2008/03/21 22:03)
6: わけん 『>「ほとんどの事物には階層構造を見ることが・・・」という説明は、正直難しくて良く分からん。わかりにくくてすいませんm(_ _)m...』 (2008/03/21 24:32)