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したっぱプログラマーの日記(The diary of a minor programmer)

2008/03/05(水) 『甲野善紀身体操作術』を見た

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『甲野善紀身体操作術』を見た。
率直な感想は…。

胡散臭そう。うーん、けど、多くの人が影響を受けているので何らかの真理があるのだろうなぁ。僕はダンスに活かせる部分があるだろうかと思いながら見ていたけれど、甲野さんの新体操詐術をダンスに活かすのは難しいかもしれない…と思った。

ダンスは見た目を競うスポーツだ。ゆえに、ただ早かったり、ただ強かったりしても駄目なのだ。それが審査員から見て美しくなければいけない。当然、甲野さんの新体操詐術は見た目に重きを置いたものではない。それゆえ活かすのが難しいのではないかなぁと思った。

1: Ackey 2008年03月05日(水) 深夜1時03分

新体操詐術って二回書くとはわざと?
くるくる回って目を回させて騙すとか。

ダンスにおける美しさは、結局肉体構造からの合理的な発露による物であるから、一般的な話が通用すると思うけど。骨格構造、筋肉の配置を知ることは大事だったりするし。見た目は結果であって目的ではないなぁと。
その身体操作術(ATOK2008でも新体操詐術って出た)がどういうものかは知らんけど。

2: わけん 2008年03月05日(水) 深夜1時28分

> 新体操詐術って二回書くとはわざと?
うちのATOKが お馬鹿なんです。

> ダンスにおける美しさは、結局肉体構造からの合理的な発露による物
おぉ。僕の脳内に何となくモヤモヤとあったものの、言葉にするのに困っていたことをあっさりと!
たしかにダンスって、そーいうものな気がします。

僕がこの身体操作術が使えなさそうと思ったのは、単に甲野さんの動きが、あまりかっこいいように見えなかったからなような気がしてきました…。
なんというか一般人の感覚からすると非合理的な動きのように見えるんです。

3: mynz 2008年03月06日(木) 午後4時00分

そうか、それは残念だなぁ。たしか、ココに書いたんだと思うけど、あの映画は07年のマイベストの一つなんだよ。

確かに胡散臭いというか、にわか信じがたい事を寄せ集めて構成されている映画なんだよね。だけど、生身での殺し合いという究極的な人体術が息づいていた時代に開発・発展された古武術が、現代人に再発見と交流をもたらしてもおかしくない。なんか、自分にとってはそういう説得力をすんでの所で乗り越えた映画だったんだよね。

(明治時代ですら日本人は走り方を知らなったって興味深いわな)

あと、絶対的矛盾運命感だっけ?矛盾をそのまま受け入れるっていうのは、自分にはガツンと来た。身体をこねくり回して、哲学が生まれるのはなんとも東洋的。まぁ、当時はヨーロッパ帰りだった影響もあるかも知れないけど、あの思想にはロマンを感じる。

まさしく、あの映画(と甲野さん)のテーマは「非合理」だよね。それが西洋的な体現の元にあるダンスに活きるのかは、自分、分からないところだけど。

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ちなみに、うち相方さんは、初め胡散臭がっていたのに、最後の方はあのおっさんの動きにメロメロでした。

4: わけん 2008年03月06日(木) 午後7時47分

> それが西洋的な体現の元にあるダンスに活きるのかは、自分、分からないところだけど。
ちょっといろんなダンス関係者に宣伝して、反応を窺ってみようと思います。

ちなみに、「身体から革命を起こす」の図書も買ったので、そちらも読んでみます!


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