ちょっと前だけど『ザ・ゴール』を読みました。制約条件理論(TOC)に関する本です。制約条件理論というのは、エリヤフ・ゴールドラットという物理学者の方が作った工場の生産性を上げるための理論です。エリヤフさんが、自分の理論を普及させるために(小説家の手を借りつつ)書いたのがこの本です。読み終えると、自然と制約条件理論が身につきます。たぶん。
それにしても…。
めちゃおもろい!ビジネス書どうこうではなく、単純におもしろい!『カラマーゾフ』を読んだときも、『大聖堂』を読んだときも、徹夜しようと思わなかったけど、これは徹夜してまうかと思った。次の日仕事だったから徹夜しなかったけど…。
ちょっとだけ文句を言うとするなら、最後の方がちょっと…。もうちょっと早めに切り上げてくれた方が小説としては良かった気が…。あと、妻との関係もコテコテ過ぎてちょっと…。
それらの点を差し引いても、かなり面白かった。万人向けではないかもしれないけど、おすすめです。
1: No村 『僕も読みましたよ。ハイキングの列からあんな思い付きが…天才的なひらめきですよね。』 (2008/04/02 25:30)
2: わけん 『> 僕も読みましたよ。おぉぉ、さすが。> ハイキングの列からあんな思い付きが…あれは、なかなか分かりやすい喩えだったね。』 (2008/04/06 24:21)