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したっぱプログラマーの日記(The diary of a minor programmer)

2006/11/10(金) 仕事は生きがい、子供は命、女は?

読書

塩野七生氏の『男たちへ』を読んだ。
塩野氏独特の男論、女論がおもしろく、ボールペンで、いっぱいチェックを入れながら読んでしまった。
特に印象に残った章に、「仕事は生きがい、子供は命、男は?」という章があった。

塩野七生氏と妹さんが、"仕事は生きがい、子供は命だとしたら、亭主は何か"というテーマでおしゃべりをしている。
七生氏は、"亭主は拠りどころ"ではどうか、と言っている。
対して、七生氏の妹さんは、それじゃぁ、生きがいや、命に比べると軽いんではないか?っと言っている。

僕は、七生氏と、ほぼ同意見。ただし、女にとっての、男だけでなく、男にとっての女も、拠りどころという関係が理想なんじゃないかと思う。
命とか、いきがいとか、言われるとお互いに息苦しいんではないだろうか?

いや、けど、人それぞれかな?
ようは、お互いの想いのバランスが取れていれば問題ないような気もする。
少なくとも、夫婦のどちらか片方だけ、「夫は命です。」とか「妻はいきがいです。」とか言っているようなところは、うまくいかないんではないか。
逆に、お互いのことを命や、いきがいと思っていられるカップルは、うまくいきそうな気がする。

そう考えたとき、僕は、女性を命とか、いきがいとか思うことはないので(少なくとも、今は)、女性は拠りどころかなぁっと。
みなさんは、どうでしょうか?

タイトルは『男たちへ』と言う本ですが、女性が読んでも面白いと思う。
良かったら、男女問わず、是非ご一読を。


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