▼ 2007/11/29(木) 「数学ガール」をまた読んでる
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「数学ガール」は以前途中まで読んだのだけど、途中で他の本が気になりだして、読むのを止めてしまっていた。
んで、今回、引っ越しの準備をしていて、読み終わってないことを思い出したので、また読み始めた。
この本は、一言で言うと、
数学萌えと、妹萌えと、眼鏡萌えをミックスさせた本だ。
読んでいると、作者が「ほれほれ、お前らオタクは、こーいうのが萌えるんだろ。」って、ほくそ笑んでいる気がする。
高校時代に解いたような問題が結構出てくるのだけれど、高校時代は無機質に見えていた数式が、この本を読むと、
有機的で、生々しくて、ロマンチックで、エロチックに見えてくる。
なんだろう。
一見関係なさそうな2つの数式が、思わぬところで絡み合って、そこから新しい物が生まれて、っという課程が、そう感じさせるのかもしれない。
特に、今日読んだsin(x)の因数分解とテイラー展開から、k = 1からk=∞まで 1 / k^2 (kの二乗分の1)を足したときの総和が求められるところなんて感動物だった。
ちなみに、この問題は18世紀にオイラーさんが解いたバーゼル問題という有名な問題らしいです。
興味のある方は答えを考えてみてください。
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