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したっぱプログラマーの日記(The diary of a minor programmer)

2007/11/21(水) 日本好きの外国人は大きく2種類に分けられるという仮説

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先日のサークルにはアメリカ人の女の子が来ていた。
サークル後の飲み会で、日本が好きと言っていたので、僕は、てっきりオタクカルチャー好きなのかと思ったけど、
どうやら、そーいうわけではないらしい。
僕が、オタクカルチャーの話をしたら、むしろ「えー」って蔑むような目で僕を見ていた。

聞くと、日本の伝統文化が好きなのでアメリカから日本に留学しに来ているらしい。
弓道をやってたりだとか、日本の昔ながらの建物について調べたりだとか、そういうのが好きなんだそうだ。

僕が、「らき☆すた」とか「ニコニコ動画」の説明をしても、「否!!!否!否!否!」って顔をしている。

さて、何故、彼女がオタクカルチャー好きではないか?っと思ったかというと、外国人が日本のオタクカルチャーを
レスペクトしているという話をよく聞くからというのがある。
また、実際に僕の知っているカナダガールも、めっちゃオタクだ。

だから、当然、この子もオタクカルチャー好きだと思ったのだけど全然だった。
むしろ毛嫌いしている感がある。

というわけで、浅はかな考えですが、日本好きの外国人は「オタクカルチャー信奉派」と「伝統文化信奉派」に大別
できるという考えが僕の中に生まれました。
今後は、外国人にあったらすぐどちらかの種族にカテゴライズしちゃいます。

彼女のオタクカルチャーへの態度をみると、「伝統文化信奉派」は「オタクカルチャー信奉派」の趣向に否定的な気がします。
逆に、「オタクカルチャー信奉派」は特に、日本の伝統文化を毛嫌いすることはないような気がします。

「伝統文化信奉派」も、もう少しオタクカルチャーに理解を示してくれると嬉しいのですが…。
伝統文化とオタク文化は、歴史的に見ると連続性のあるものですし。(たぶん…あんま詳しくないけど)

まあ、かなり偏見なんですが、こーいう仮説が成り立っていたらおもろいなと思ったので、今後、国内で外国の方と話す機会がある度に、「伝統文化信奉派」か「オタクカルチャー信奉派」か聞いてみたいと思います。

1: mynz 2007年11月22日(木) 午後1時09分

最近読んだ岡田斗司夫の「真面目な話」っていう10年前の本の中で、著者が何度となくカミングアウトしているコトの一つに、「日本のアニメやマンガがアメリカで無茶苦茶評価を得ているいう大ホラ話を吹きまくる運動をしていたら、本当にマスコミや世論が信じ始めた」なんてコトを言っている。つまり、オタクカルチャを賛否する様な文化が規模を持ってアメリカにあるのは幻想だと。

そもそも、「おたくカルチャへの理解」が何を示すのか良く分からないよ。
(らきすたを観て、素敵とかかっこいいと思えるの?)

2: NO村 2007年11月22日(木) 午後11時23分

研究室のスウェーデン人は、エヴァンゲリオンを見て、日本に着たくなったそうです。
彼は剣道好きでもあります。

その逆のパターンも知ってます。

その女の子がたまたまそうだったんじゃないでしょうかね?

アニメにはまる女性自体が少ないような気もします。

3: Rada 2007年11月22日(木) 深夜0時20分

アメリカ人の友達はあんまりいないのであれだけど。。。

先日ヒューストンの公共図書館にいってみたら、アメコミとおなじくらいの場所をつかって日本のマンガが置かれていた。
(暇潰し&生の英語の勉強に良い)

一方、大型本屋であるBordersにいってみると一区画まるまる日本のマンガだった。
占有面積的には3%程度であろうか。
日本での大型本屋では、マンガの占有率は10%程度になるとおもう。

おおざっぱにいうと、日本の「オタクカルチャー信奉派」よりは米の「オタクカルチャー信奉派」の比率のほうが低いことはまちがいない。
ただし、まちがいなく「オタクカルチャー信奉派」は存在する。

ただ、日本に来るような[奇特な]アメリカ人には「オタクカルチャー信奉派」がおおいことは確かであろう。

「伝統文化信奉派」には、わけんマジックで「オタクカルチャー」布教することを期待しておく。

4: Ackey 2007年11月23日(金) 午前5時51分

二行目の時点で既に破綻している・・・
普通はそう思わんって。

リスペクトしている人がいる ≠みんなリスペクトしている

フジヤマゲイシャサムライがまず先に来るよ。
まあ、ニンジャみたいに勝手に違う物に解釈されて流行っているのは向こうのオタクと言えないこともないが。

アメリカ行ったときに英語で書かれた日本を紹介する本とか何冊か買ったけど、ポップカルチャーを取り扱っている物はまれ。
(とはいえ、秋葉原は必ず載っているが・・・いわゆるアキバとしての取り上げ方ではなかったように思う)

本屋で日本のマンガは見たこと無かったなぁ。というか、私が行った町に唯一あったのが Barns and Noble でそもそもマンガ自体置いてなかったような気もする。

ただし・・・フランスではどうかなぁ。
彼らは歴史的に筋金入りのオタクだから。
色々カッコつけて文化だと言うことにしているけどただのかぶき物、オタクだったりする。
んで、コスプレが流行ったりなんだりと、受け入れられているらしい。確かメイド喫茶も進出していたような。

5: わけん 2007年11月24日(土) 午後9時51分

>mynzさん
>オタクカルチャを賛否する様な文化が規模を持ってアメリカにあるのは幻想だと。

ほうほう。そーいう話があるとは知りませんでした。
自分が信じていたものも、マスコミによって作られた情報だった可能性が高いということですね。

>「おたくカルチャへの理解」が何を示すのか良く分からないよ。

とりあえず、「彼はオタクです。」って紹介されたときに外国人の女の子から「えー!」っていう反応をされたのが、あまり嬉しくなかったのです。オタクは忌み嫌われているのだなぁと。そんな嫌わなくても良いのに、と思った次第です。
(自分では、自分のことをオタクだとは思ってないのですが、僕の周囲の人からするとどうやら僕はオタクらしいです。)

6: わけん 2007年11月24日(土) 午後10時26分

>NO村さん
ほうほう。いろんなパターンがあるんやね。

>アニメにはまる女性自体が少ないような気もします。
そうか、腐女子という言葉も普及しだしたし、オタクな女の子も最近は多いのかと思ったのだけど、そうでもないのかなぁ。

7: 匿名 2007年11月24日(土) 午後10時36分

>Radaさん
生の情報ありがとうございます!
しかもかなり具体的!

>アメコミとおなじくらいの場所をつかって日本のマンガが置かれていた。
これは、アメコミと同じぐらいに日本のマンガが重視されているということなのか、それともアメコミの種類がそもそも少ないのか、どちらなのかなぁと疑問に思いました。なんとなくアメコミの種類が少ないイメージがあるのですが…。どうなんでしょう?

>日本に来るような[奇特な]アメリカ人には「オタクカルチャー信奉派」がおおいことは確かであろう。
これはありそうですね。

>「伝統文化信奉派」には、わけんマジックで「オタクカルチャー」布教することを期待しておく。
がむばります!

8: わけん 2007年11月24日(土) 午後10時43分

>アメリカ行ったときに英語で書かれた日本を紹介する本とか何冊か買ったけど、ポップカルチャーを取り扱っている物はまれ。
ほうほう。やはりmynzさんの言うようにアメリカ人の多くがオタク文化をレスペクトしているっていうのは幻想っぽいですね。

>色々カッコつけて文化だと言うことにしているけどただのかぶき物、オタクだったりする。
ようは、新しくて変わっていて、多くの人が「否!」って言っちゃうような物が好きってことですね。
うーん。なんか、その気持ち分かる気がする。

>確かメイド喫茶も進出していたような。
フランス人のメイドですか!?うーん、行ってみたい。

9: mynz 2007年11月24日(土) 深夜0時02分

外国人だからどうって話じゃなくて、

「コイツはおたくです」
「らきすた、ニコニコ最高!」、
「(うわぁ、キモイ・・・)」

っていう日本人のOL相手にもありえる話のような気がする。

10: わけん 2007年11月26日(月) 深夜1時34分

そうですねえ。
結局、外国人どーこうでなくて、万人に対して、僕はオタクカルチャー好きだけど、だからといって、それだけの理由でキモがらないでちょーだい、仲良くしてちょーだい、って思ってるってことですね。たぶん。


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