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したっぱプログラマーの日記(The diary of a minor programmer)

2008/01/24(木) 僕は良いプログラマなのか調べてみた。

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ttp://www.geekpage.jp/blog/?id=2008/1/23
↑良いプログラマの見分け方というエントリがあったので、1つ1つ自分が当てはまるかどうか考えてみました。

* 技術に対して情熱がある。情熱が無く、プログラミングが賃金を得るための仕事でしかない人は駄目。

そこそこある。プログラミングが賃金を得るための仕事でしかないってことはないけど、情熱という言葉と自分はあまり結びつかない気がする…

* 家で趣味でコード書くぐらいが必要。

たまに書くけど、頻繁ではないかなぁ。今週は割と書いた。もっと書く人になりたいんだけど、ご褒美がないと…。

* 技術的な話題を話し出したら止まらないような人が良い。促されても技術的な話題で眼を輝かす事ができない人は駄目。

技術的な話題を話すけど、止まらないほどではない。そんなに目は輝かない。

* 自分で勝手に最新技術を学び続ける。「ああ、それなら出来ますよ。会社の費用で研修を受けさせてくれれば、やれるようになります。」と言うタイプの人はアウト。

学ぼうとはしてるけど、追いついてない気がする…。

* 目的を達成するために最適な技術を選べる。実現するための技術を選んでからやり方を考える人は駄目。

最適解をさしおいて、自分の勉強優先に技術を選ぶことがある。
例えば、これはRubyの勉強のために、これはRubyで書こう!とか。
DirectX使ったことないから、GLじゃなくてDirectXにしよ!とか

* 自分が正しいと思わない技術によって実現することを不快に思う人が良い。

多少不快に思うかなぁ。口には出さないと思うけど…。

* 多くの話題で会話が可能で、賢いように思える人が良い。

多くの話題で会話が可能であろうとしているけれど、まだまだ。賢いように思える人かどうかは、人に聞かんとわからんです。

けど、あまり賢ぶらないようにしないとなぁと思っている。
そのように心がけることが、逆に「賢いように思える人」につながる場合もあるし、まんま賢くなさそうとなる場合もあると思う。
ここで言う「賢いように思える人」の、「思ってる人」がどんな人なのかによって、自分が「賢いように思える人」なのかどうかは変わってくる気がする…。

と考えるとよくわからんくなってきた…。うむー。

* 大学/会社に入る前からプログラミングをやっている人が良い。

後発組。高校時代はプログラミングなんてものが存在していることすら知らなかった。大学時代は授業で多少やったものの、授業をさぼりがちで、課題はたいてい友人に答えを教えてもらってた…。典型的な駄目学生。大学院でやっとまじめに勉強…。だいぶ遅い…orz


* 履歴書に書かれていない経験が多い人が良い。良いプログラマは、履歴書に書ききれないぐらいの経験や実績がある場合が多い。

どの程度で多いになるんかなぁ。就職するときの履歴書には、だいたい全部書ききってしまった気がするなぁ。
しかし、履歴書に書かれていない経験が全くないってわけではないから、自分は中の下ぐらいかな…。

* 職務とは関係がない関連技術に関する知識が豊富にある。履歴書に書かれた技術以外のものを全く習得していない人は駄目。

勉強しようとはしてるんですけど…。まだまだです…。職務とは関係がない関連技術に関する知識がちょびっとあるってぐらい。




というわけで、結論としては、全く駄目プログラマーってわけではないけど、すげー良いわけでもない、いわゆる普通のプログラマーだということがわかった。このブログのタイトルも「普通プログラマーのにっき」にすべきか…
いや、語呂がわるいな。「平凡プログラマーのにっき」の方が良いな。

ところで、このエントリを書いた人のプロフィールを見たのだけれど、主にnotepadを使ってプログラムを書いているらしい…。
すごい………………のだろうか?
平凡プログラマーにはできないことはたしか。


P.S
ブログのタイトルはブランド力を蓄えていくために、当分「したっぱプログラマー」にしておくつもりです。

1: mynz 2008年01月25日(金) 午後1時26分

元ネタは米国で技術に明るくないベンチャ企業の経営者などが、いかにして優秀なプログラマを見抜くかって話なのね。

そういう人たちに向けて具体的な技術の話をヌキに説明がつくように言語化したセオリの一例、もしくは優秀なプログラマはこんな傾向があるという、ある種の乱暴なレッテル貼りなわけで、実プログラマの自分には何だかなぁと、不快に近いモノを感じる。

なぜそう感じるかは明確で、こういったモノは「君のとなりにもいる秋葉君! 10の法則!」みたいなモノとかわらず、人を高見から見下すような視点で選別しているように感じるからなんだろうけど。

もっとも、ある程度は優秀なプログラマにこういう傾向があるのは認めるけど、ここに当てはまらない優秀な人材も当然存在する。起業家や経営者にとって、こういうツールがあれば楽なのは分かるけど、そうじゃなくてもっと人や技術に面と向き合って付きあって判断できるようになってほしい。おまえらも能力みがけやと。

2: わけん 2008年01月26日(土) 午後11時57分

> 元ネタは米国で技術に明るくないベンチャ企業の経営者などが、いかにして優秀なプログラマを見抜くかって話なのね。
なるほど。こーいうツールがあると、人の選別にかかるコストが大幅削減できますから重宝するのでしょうね。まあ、そのぶん掘り出し物を逃してしまうだろうけど。自分は掘り出し物になれるように精進します。

> 人を高見から見下すような視点で選別しているように感じるからなんだろうけど。
その感覚は理解できますが、自分はあまり感じないですね。たぶん、自分もしばしばこういった乱暴な分析をするからかなぁと思いました。

> もっとも、ある程度は優秀なプログラマにこういう傾向があるのは認めるけど
やっぱり上のリスト説得力あるんですよね。自分の知っている優秀なプログラマーの方にもリストに当てはまる人が多いので。

> おまえらも能力みがけやと。
うーん、たしかに一技術者としては、ベンチャ企業の経営者さんには「人や技術に面と向き合って付きあって判断できるような経営者」であって欲しいですね。これが、大企業とかになるとコスト面で難しいのだろうけど、ベンチャ企業の多くは人員が少ないんだろうし、その少ない仲間を上記のようなツールに頼って決めてしまうようでは、なんか心許ないような気がしますね。

3: mynz 2008年01月27日(日) 深夜0時59分

ワケンの記事を読んで、元ネタ、元々ネタをあまりよく読まずに前のコメントは書き込んでしまったのだけど、よくよく読んでみると、自分自身少し誤解していたところもあるんだけど、なかなか興味深いネタなんだわさ。

元々はPaul Grahamが「90年代、Eコマース分野の起業に失敗をもたらした原因の一つは、質の低いプログラマを雇ったからだ」という主張があり、「それ以前はITの起業家はプログラマ自身だったから問題にはならなかったが、90年代以降は賢いアイデアを持った者が起業し、プログラマを雇って実装する。すると起業家は良いプログラマを見分けられないし、プログラマも真剣にビジネス男のビジョンを実装しようという気が起こらない」と続けている。そして結局、Paul Grahamはプログラマじゃない人間に優秀なプログラマを見つける術はないと結んでいる。

それに対して、「そんなことはない、優秀なプログラマを示す強い印は存在する!」と反論し、いくつかの特徴を述べたのが元ネタ。彼は自身のことを結構優秀なプログラマだと自負し、かつ技術に費やした時間と同じ程度ビジネスにも注力しているという人物。

わけんが引用した日本語の項目は簡単に要約されているけど、原文には彼が社会で得た経験からストーリィ仕立てに説明されている。曰く、「勤務時間内に仕事としてしか技術に触れない"熟練"プログラマに情熱は感じない」とか、曰く「自分は9歳からプログラミングを初めて、いろんなモノを組んできたけど、そんなの一つも履歴書に書いてねぇ」、とか。

以上の「良いプログラマの見分け方」で完結した話ではなく、むしろここからが議論の始まりで、ブログには230以上のコメントが付き、同意、異議と議論が深まっている。

自分としてはやっぱり異議ありの立場。コメントの一つの「視野狭すぎ。坊やすぎ。自分と限りなく同じような経験や価値観を持った者以外は優秀なプログラマだとみなせないと言っているに過ぎない。ナンセンス」というバッサリ斬りつける意見に同意。優秀な俺様(と極身近な環境)の特徴をあげているだけで、他に何も根拠がないと。

特に、最近「闘うプログラマ」を読み終えたので、プロになったのなら勤務時間にのみ技術に接するのもいいんじゃねぇの、と思ふ。

4: わけん 2008年01月29日(火) 深夜0時05分

詳しい解説ありがとうございます。

元ネタは見ていませんが、mynzさんの記述を見る限りでは、
「自分と限りなく同じような経験や価値観を持った者以外は優秀なプログラマだとみなせないと言っているに過ぎない。」
という感じを僕も受けました。
彼が自身のことを結構優秀なプログラマだと自負していなかったら、もうちょっと素直に見ることができたのかも知れません。

>プロになったのなら勤務時間にのみ技術に接するのもいいんじゃねぇの
と思わせて「闘うプログラマ」、気になります。とりあえず積ん読。


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