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したっぱプログラマーの日記(The diary of a minor programmer)

2006/10/17(火) 第3回家庭教師:論理的な思考力をつけるためには!?

雑談

先週、日曜日、先輩に頼まれて、先輩の息子さん(小学3年生)の家庭教師をしてきました。
今回で、3回目。しかも、今回は、先輩のうちの近所の娘さん(中学2年生)にも勉強を教えることに。

娘さんの方のことは、さておき、息子さんの方なのですが、まだ論理的な思考力が身についていない感じです。
例を挙げて言うと、僕が、1+3+5+7+… というように奇数だけを足していった和の求め方っていうのを教えました。


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     ■ ■      ■ 
         ■ ■ ■ 
って感じなので、合体させると
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っとこんな感じの正方形になるから、2乗すれば、求められるよね。
っといった説明。


「わかった。」って言ってもらったものの、いまいち理解してない模様。
試しに、 「51まで足すといくらになる?」
って聞くと 「25 × 26かな〜?」
っと言われてしまいました。

おそらく、彼の頭の中では、「なんとなく、51を半分にしたぐらいの値を2回かける」ぐらいの感覚なのでしょう。
なんとなく、こーかなーっていう感覚で解いている感じ。

論理的な思考、つまり「これがこーなってるから、あれがあーなって…」っといったような、順に考えを展開してゆく力が、まだ備わってないなーっと感じました。

しかし、そのような力をつけるためには、どうすればいいのでしょう?
先輩からも、「次は論理的な思考力をつけるような問題を用意してきてくれ。」っと言われたのですが、どんな問題を用意すればいいのか悩み中です。
そもそも、問題解くことで、論理的思考力ってつくんだろうか?

誰か、何か、良い教育方法があったら教えてくださいm(_ _)m

追記:
表示が崩れてたのを修正しました。(10月18日)

1: タラコッティ 2006年10月18日(水) 午前9時45分

初コメです。
論理的思考能力はある程度センスの部分が大きいように思います。
が、一定以上のレベルまでは訓練で鍛えることも出来ると思います。
じゃぁ、どうすれば訓練で身に付くかですが、
それは物心付く前の子供が自分はこれが得意だと思うことが重要ではないですか?
つまり、得意だと思わせることによって頑張ればどんな難しい問題でもできるはずだと思わせることが第一歩だろうと思いますよ。
日本人っていうのは文化的に褒めるのが下手なように思います。
まずは褒めて、自分はできると思わせることがスタートラインではないですか?
特に数字に対して得意意識が芽生えれば暗記じゃない分、思考能力の上達が見込めると思いますがどうでしょう?
長文すまん。

2: nori 2006年10月18日(水) 午後9時23分

説明を見ても、なんで2乗すれば求められるのか分からないのですが…。

抽象論と具体例が分かりやすいことがポイントでは?

あとは実際に解いたという経験でしょうか。体験に勝る理解はないですよ。

3: ぴかにぃ 2006年10月18日(水) 深夜0時22分

> なんとなく、こーかなーっていう感覚で解いている感じ。

僕も数学の問題を解くときは,こんな感じでやってました.
先に答えというか目的地のようなものが思い浮かんで,あとはいかにそれが正しいのかを説明していくという感じ.


さておき,結局,その男の子は問題を解いているのではなくて,クイズに回答してるだけで終わっているので,
わけんくんが回答があってるかどうかを確認させて,解答として仕上げさせてあげればよかったんじゃないでしょうか(言葉遊びっぽいですが...).


論理的な思考能力は考え続けることによって身につけるものかなと思ってます.
どんな問題でもいいから,しっかり考えさせればよいのでは.


# なので,"次は論理的な思考力をつけるような問題を用意してきてくれ。"
# は,僕的にかなりNG.
# お父さんが考えてないところを子供はしっかり見てますよ.

4: わけん 2006年10月18日(水) 深夜0時32分

多くの回答をいただき、ありがたいです!感激です!
順に返信。

>タラコッティさん
初書き込みありがとうございます!

確かに、褒めることは大切ですね。僕も、小さい頃、算数の問題を解いて褒められて、嬉しくなって、また一生懸命他の問題を解いて褒められて。の正のスパイラルに入って、算数の能力が伸びたような気がします。
次回、教えるときは、褒める回数を増やす。褒めやすい問題を用意する。などの対策をうとうと思います。

ちなみに、僕も日本人体質なんで、褒めるの苦手です。

>長文すまん
むしろ、ありがとうございますm(_ _)m

5: わけん 2006年10月18日(水) 深夜0時47分

>noriさん
>説明を見ても、なんで2乗すれば求められるのか分からないのですが…。

ごめんなさい。図がずれてました。書き直しました!

>抽象論と具体例が分かりやすいことがポイントでは?

これは、どーいうこと?
先生が、分かりやすい抽象論を披露し、分かりやすい具体例を用意する

教え子の論理的な思考力がつく
っということでいいのかな?

>あとは実際に解いたという経験でしょうか。体験に勝る理解はないですよ。

解いたという経験というのは、独力でなきゃだめ?それとも、答えに誘導されながらの経験でも可かなぁ?

そういえば、解いたって経験を与えさせるのが少なかったかなぁ。解き方を教えた上で、練習問題を多めにやらせた方が良かったのかもっと思いました。

なんども類似問題を解けば、頭の中の"もやもや〜"ってしていたものが、だんだん秩序だって理解できてきて、脳内に論理回路ができあがるような気もします。

6: わけん 2006年10月18日(水) 深夜1時03分

>ぴかにぃさん

>わけんくんが回答があってるかどうかを確認させて,解答として仕上げさせてあげればよかったんじゃないでしょうか(言葉遊びっぽいですが...).

そー言われて、初めて気づきました!
教えていた彼は答えのみを重視して、過程を軽視していたんですね!
だから、ちゃんと解答を答えるよう要求してあげれば、論理的な説明を書く必要性に迫られ、論理的な思考力を鍛えることにつながる。
っと、こーいうことですね。

少し、光が見えてきました!

>論理的な思考能力は考え続けることによって身につけるものかなと思ってます.

僕も、そう思います。
日常生活の中から、培われるものなんではないかなぁっと思ってます。

>お父さんが考えてないところを子供はしっかり見てますよ.

今回、お父さんの背中ってすごく大切だなぁ。っと思いました。

自分の父親が、論理的な思考をしていれば、子供も、それが当然のことと思って育つので、日常生活の中で論理的に考える癖がつくと思うのです。
癖がつくというより、"美意識"もしくは"価値観"になるという表現の方が感覚的に近いかも。
論理的でない思考に対して、嫌悪感を抱くようになる。
自分が、そうだったんで。

一応、今回、お父さんにも、
「お父さんが日常生活の中から、論理的な思考をすることが大事だと思いますよ。」
っということは、言いました。
いきなり、そうなるのは難しいとは思うのですが…。

7: 2008年10月27日(月) 午後3時14分

初めまして!ブログ読ませて頂きました!
面白かったです!これからも良いブログを書いていって下さい☆
期待してます!
良かったら自分のサイトにも遊びに来て下さいね☆

8: わけん 2008年10月30日(木) 深夜0時20分

こんな過去のエントリにレスをつけてもらえて嬉しいです。
ありがとうございます!
あそびに行かせてもらいます!


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