▼ 2006/09/08(金) 昭和歌謡風
【雑談】
友人に"大西ユカリと新世界"というアーティストのCDを借りた。
昭和歌謡風で、味があって良い感じだ。
昭和歌謡風といえば、僕の中では、"倉橋ヨエコ"だ。
大学院時代に、一個下の後輩に勧められて聞いてからはまってしまった。
特に、初期のころの作品「モダンガール」と「婦人用」がすばらしい。
特に、歌詞が印象に残る!
「夜は自己嫌悪で忙しい」
「お泊りセットは、リュックの中だ。お泊りセットは、リュックの中だ。あー、出せなかったんだよ。今日も今日も今日も。」
とかとか、その他、名言多数。
基本、女の不幸とか、恨みつらみとか、女性のドロドロした内面を歌っていて、その生々しさが面白い。
元気がないときに聴くと、あまりの生々しさに、ちょっと引くけど…。
この、"大西ユカリと新世界"と"倉橋ヨエコ"の共通点は、昭和歌謡風ということと、歌の多くが女性の不幸を歌っている点だ。
昭和歌謡風曲調は、女性の不幸話を乗せやすいのだろうか?
昭和という時代は、社会的な女性の地位、立場が低く、浮かばれることが少なかったということが、何か関係しているのだろうか?っと思った。
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