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したっぱプログラマーの日記(The diary of a minor programmer)

2006/09/04(月) 裁判って見に行きたいですか?

雑談

東京出張最終日、カンファレンス終了後、東京の友人(女性)と飲みに行きました。
彼女は、今度裁判を見に行きたいと言っていました。

裁判所への勤務は不幸な人を毎日見るのでつらいという話を聞いたことがあったので、
裁判を見に行きたいなんて、この子はなんて変な性格しとるんだ。っと思いました。
裁判って、ほとんどの場合、どちらかが不幸になるもんだし。そんな不幸な場に居合わせるのは、気持ちの良いもんではなさそうだし。

っと思ったことを、正直に彼女に言うと、彼女は、全然そんなことには思いもよらなかったっということでした。
んで、彼女が言うには、
「あー、この人、ここで、こーいう風に言ったからだめだったんだなぁ」とか。
「なるほど、そーいわれたら、そー返すのかー。」
などのように、切迫した状況下での緊張したやりとりや、弁護士の方のプロの手腕を見てみたいんだそうな。

そう言われると、なんか僕も裁判を見てみたいなっていう気になってきた。
そいでもやっぱり、裁判を見に行くことには少し抵抗感がある。

彼女が裁判を見に行くのに、ほとんど抵抗を感じていないに対し、僕が裁判を見に行くことに抵抗を感じるのはなぜか?
これは、自己を、どれだけ当事者に投影しちゃうかという個人の資質の差ではないかと思った。
全然、投影しなければ、物事を冷静に判断できるけど、思いやりにも欠けてしまう。
深く投影すれば、相手の気持ちを深く理解できるかもしれないが、冷静さを失いやすかったり、聡明な判断ができなかったりする。
どちらが良いとも言い難い。一長一短。

僕は、自分のことを、他者に自己を投影するということをほとんどせず、常に自分を遠くに置いておく人間だと思っていた。
しかし、この話を聞いたときは、「えー、なんでそんなに自分と他者を分離して考えられるの?」って思った。
自分の性格が変わったのかな?とりあえず自分の意外な感情に少し驚いたのでした。

1: ウメキ 2006年09月05日(火) 午前7時04分

「ホリエモンの初公判、行ってみたかったな・・・」ということを思いながら書いています。

陪審員制度ができたときに、感情的にならずに、きちんと判断ができる人になりたいのですよ。。。

2: mynz 2006年09月05日(火) 午後10時54分

#ロンドン生活からハーグ(オランダ)に引っ越しました。

阿曽山大噴火っていうサブカル(言葉が古い)に親しい人の間では有名な芸人がて、毎日の様に裁判を観にいくことをライフワークにしている。
自分もこの人のトークライブに行ったことがあるけど、かなり話が上手いこともあって無茶苦茶裁判に興味をそそられるよ。

当たり前だけど、裁判ってドラマの様に劇的とかアグレッシブだとはかぎらないくて、結構エンターテイメントであったり、極度に退屈だったり、と色々あるみたいだから、何かを期待して観にいくと肩透かしを食らうかも。

裁判も社会のシステムだから、自分から縁遠いものと思わず、観にいくことに賛成するよ。自分も(帰国して)暇があれば是非行きたいね。

コラムもあるので参考までに:
<a href="http://www.nikkansports.com/general/asozan/asozan-backnumber.html" rel="nofollow">http://www.nikkansports.com/general/asozan/asozan-backnumber.html</a>

3: わけん 2006年09月05日(火) 深夜0時54分

>ウメキさん
よく知らないのですが、日本って、今後、陪審員制度になるの?
確かに、今後、陪審員制度になるのだったら、今のうちから、裁判を見ておくことは、大いに意味がありそうですね。

>mynz
引っ越したんですね。薬漬けにならないよう気をつけてください。

コラム少し読みました。
ずいぶんと変わった人ですね。
裁判傍聴行ってみたいという欲求がふつふつと湧いてきましたが、できれば肩透かしは避けたいです。

今年中に、最低一回は行ってみたいなぁっと。ブログのネタにもなるし。


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