したっぱプログラマーの日記(The diary of a minor programmer)

とうとう、この日が来てしまった。
こいつとは、たしか中学からのつきあい。
その間、盗まれることも、トイレに落ちることもなく、ずっと僕のそばにいてくれました。

しかし、10年という歳月は、彼から生きる活力を徐々に奪ってしまったようです。

それは、カード入れと札入れの境にあいたトンネルを見ても明らか。

パトラッシュ、僕もう疲れたよ状態。
耳を澄ますと、鈴の音が。
ならば、僕は、天使になって彼を天界へ。
っていうか、普通にゴミ箱へ、ポイ。

10年来の友人と別れを済ました僕は、通販で購入した新しい友人に、ご挨拶。

彼は、馬の尻部分からとられるというコードバンという革に身を包んでおり、非常に良い色つや。育ちの良さが感じられます。

とは言っても、彼は、プラダとか、グッチとか有名なお家柄ではないんです。
少なくとも、僕が聞いたことのないとこの生まれのようです。

カードやお金の移転作業を済ませ、明日からは彼と行動をともにします。
とりあえず、知らない人について行っちゃ駄目だよと強く言っておきました。