会社の卓球部の練習会に飛び入りで参加。
たかが卓球部と侮っていたけれど…。
筋肉痛に筋肉痛になってしまった…orz
メッセージ欄
2007年9月の日記
▼ 2007/09/14(金) 全年齢対象
今日の社食での会話
友人「今度、○○ってゲームが映画化されるんだ」
僕「へー、それってどういうゲームなの?」
友人「全年齢対象だよ」
僕「…」
「どういうゲーム?」って聞いたら、ジャンルとかストーリーとかの回答が返ってくるものと思っていたら、返ってきたのは対象年齢。
うけました。
▼ 2007/09/13(木) 『ゲーデルの哲学』を読んだ
ちょっと前に読んだ苫米地英人という人が書いた本の中で、ゲーデルの不完全性定理の話が出てきて、不完全性定理というものに興味を持ったので購入。
不完全性定理によって神の存在が証明されたり証明されなかったりするってんだから、おもしろい。
読んでみて、正直言って大部分は良くわからんかった。
かろうじて、不完全性定理のイメージを説明した第1章は理解できた(つもりにはなった。)。
もっと、じっくり時間を掛けて読めば理解は深まるのかもしれない。
しかし、まぁ、入門書の割にむずい。著者が、非常に丁寧にわかりやすく話しかけてくれるのだけれど、数学者の抽象的思考には、なかなかついてゆけず。思えば、数学の証明って、高校レベルの数学でも抽象のオンパレード。大学受験の時は、「任意の整数nってなんやねん!」って思ったもんです。
不完全性定理も、かなり抽象的。
第一不完全性定理
・システムSが正常であるとき、Sは不完全である。
第二不完全性定理
・システムSが正常であるとき、Sは自己の無矛盾性を証明できない。
「システムS」が抽象的だし、「正常」っていう概念も抽象的だし、「不完全」って言葉も抽象的だし…。こないだ読んだ本には、抽象的な思考は前頭葉がつかさどるって書いてあったのを思い出した。こんな定理を理解するには、前頭葉をめっちゃ使わなあかんのだろうなぁと思った。
著者は具体例を挙げて、この定理の説明を行ってくれている。しかし、その具体例でも、僕の前頭葉が理解するには、まだまだ抽象度が高かった。もう一段、抽象度を下げて説明していただけたら、もっと理解しやすかったのだけれど…。
さて、この不完全性定理を用いて、1991年、哲学者のパトリック・グリムという方が、神の非存在論を導いたそうな。
その定理とは、
定義
・すべての真理を知る無矛盾な存在を「神」と呼ぶ。
グリムの定理
・「神」は存在しない。
というもの。
これを証明すると、
定義により、すべての真理を知る「神」は、もちろん自然数論も知っているはずであり、無矛盾でもある。ところが、不完全性定理により、ゲーデル命題に相当する特定の多項方程式については、矛盾を犯すことなく、その真理を決定できないことになる。したがって、すべての真理を知る「神」は、存在しないことになる。
うんうん。まぁ、なんとなくわかった気がする。
苫米地英人氏の本では、抽象的思考能力を鍛えることを強調していたが、なるほど、この本を読むと頭の良さというものは、つまりはどれだけ抽象的なことを考えられるかということなのかも、と思えてきた。そこが人間と他の動物を決定的に分けている点でもあるし、僕も抽象的な思考をする能力を高めたいなと思った。
この本に書かれていることの1割も理解できなかった気がするけれども、やっぱり数学って面白いなぁという数学熱というか数学愛みたいなものが芽生えました(というより、これはゲーデル萌えだな。おそらく)。
他にも、いろいろと思うところの多く、早く飲み会で誰かに熱く語りたいです。
1: 御坊哲 『グリムの定理について記事を書いてみました。よかったら読んでみて下さい。http://profile.ameba.jp/toori...』 (2010/04/28 13:12)
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▼ 2007/09/12(水) 『我らクレイジー★エンジニア主義』を読んだ
Tech総研で連載中の「我らクレイジー★エンジニア主義」を書籍化したもの。
ネットでも見ることができるけれども、書籍の方が見やすいので購入。
文章版プロジェクトXのような感じ。
読んでると、「僕も頑張らねば」って思うのは、この手の本ではよくあること。
この本も、読後はエンジニア魂が燃え上がる。
それは、さておき、印象的だったのはハードよりの人が多いこと。
ソフト系の人が極端に少ない。うすうす思っていたけど、日本人ってソフトでは、なかなかアメリカに敵わないのね。
この本でインタビューを受けてる技術者の方も、そのようなことを述べていたし。
ただ、逆に日本人はハードは得意なんだそうな。
うむー、もうちょっとハードの勉強しとけば良かった…。
1: hirohiro 『あ、知ってたかもしれませんが、小生がReadMasterで、オススメコメント書いてますよ>Tech総研実際に売上?ベースでいくと...』 (2007/09/13 7:42)
2: わけん 『>小生がReadMasterで、オススメコメント書いてますようお!未読でした!チェックさせていただきます!>1:100くらいで、...』 (2007/09/13 24:37)
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▼ 2007/09/11(火) 『ディールメーカー』を読んだ
最近、全然小説を読んでなかった。しかし、Amazonから次に読む書籍が届くまでに間が空いてしまったので、積ん読状態になっていたディールメーカーを読んだ。
企業買収をテーマにした小説。熱烈におすすめはしないけれども、そこそこ面白かった。
これを買ったのは、以前読んだ『ヒルズ黙示録『の中に、この本のことが出てきたから。(たぶん。うる覚え。)
『ヒルズ黙示録』を読んでたときは、
「やばい!M&Aってめっちゃエキサイティング!もっとこんな話を読みたい!」
と思っていたので、即購入。しかし、すぐに興味は外交の方へ(『国家の罠』)。よって即積ん読。
企業買収の話と言うことで、専門用語がいっぱいで難解なものをイメージしていたが、全然そんなことはなかった。
レバレッジドバイアウトとかホワイトナイツとか専門用語は出てくるけれども、これの前に『ヒルズ黙示録』を読んでいたためか、すぐに理解できた。
むしろ、もっと複雑な状況を期待していただけに、ちょっと拍子抜けだった。
そして、またしばらくは、小説を読まないような気がする…。
明日読む予定なのは、『ゲーデルの哲学』という本。
これは、ちょっと前に読んだ苫米地英人という人が書いた本の中で、ゲーデルの不完全性定理の話が出てきて、不完全性定理というものに興味を持ったので購入。
1冊本を読むと、興味の対象が増えて、読みたい本が増える。
このサイクルだと、一生掛かっても、読みたい本を読み切らん。困った。
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