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したっぱプログラマーの日記(The diary of a minor programmer)

2007/06/16(土) 環境問題、ギザ怖す。

読書

『環境問題はなぜウソがまかり通るのか』を読んだ。

実は意味がないリサイクルだとか、ダイオキシンは実は猛毒ではないとか、地球温暖化では実は海水面は上がらないだとか、一般的に信じられていることが次々と否定されてゆく。
著者の示す理論的根拠は多少強引なところがある気がしつつも、概ね納得。

特に、驚いたのは、「地球温暖化では、北極の氷が溶けても、実は海水面は上がらない」ということ。
自分は、北極の氷が溶けると海水面が上がると信じてた口なので恥ずかしい。
もし、まだ「北極の氷が溶けると海水面が上がるんじゃないの?」って思っておられる方がいらっしゃったら、中学の時「浮力」を勉強したときのことを思い出してください。

分かったでしょうか。そういうことです。

この本では、終始、環境問題を利用して金を稼いでいる人らを批判している。

著者は、結局、環境問題を解決するには人間活動を抑制するしかないとしているもよう。
しかし、すぐに自動車を捨てたり、電気を捨てたりすることは不可能。
今度は、著者の考える実施可能性で段階的な環境問題対応策を述べた本を、次は読みたいと思いました。

1: ぴかにぃ 2007年06月16日(土) 深夜0時28分

その本を読んでいないのであまり自信を持って指摘できないのだけれども...

南極の氷が溶けたら海面は上昇するよね.
あと北極圏の氷河とか.

なぜそこだけで納得してしまったのかをもう少し詳しく.

2: mynz 2007年06月16日(土) 深夜2時43分

その本では、「終始、環境問題を利用して金を稼いでいる人らを批判」する事によって金を稼ごうとしていることも考えられない?

少なくとも、その本を読んで見知らぬ科学的事実(と筆者が信奉している事)があっても恥ずかしいと思ってはいけない。科学とはそういう感情とは切り離されたモノであるのだから。

あと、北極の氷の氷解による海面上昇が誤解だったとしても、温暖化など急激な環境変化は大きな問題には違いないし、それらに対して我々が取り組めることはコンセンサスがえられるのではないのかなっと。

3: Ackey 2007年06月17日(日) 午後1時28分

たかじん委員会で物凄い話題になった本ですが、関東の人間だけ知らないんですよね・・・

その後この内容に反論する放映もされていますが。

全球的な気温上昇により海水面が上昇するかというと、結論としてはyesで、主に海水の密度変化によるもの。

北極圏の氷河消失などの効果は、海水量に対する陸水量の割合を考えればほぼ無視出来るレベル。南極に関しては、海水温の上昇により水蒸気量が増加し、それにより降雪量、結露による南極大陸上への水分移動量が増えて逆に海水面を下げる効果もある。何十度も上昇したらまた話は別ですが。

大事なのはいわゆる環境問題として言われている事をより正確に客観的に評価していく事。
トータルの系としてそれはプラスに作用するのかと考えて行動するという事。マスコミが如何に無知で無責任で嘘を垂れ流しているのかはだんだん明らかになっています。

例の本の内容を鵜呑みにするのはどうかと思いますが、新しい視点で問題を見つめ直すきっかけになるのは確かでしょう。

エコな生活などと言って環境保護をしている「気になる」のが一番怖い。割り箸が森林破壊をすると言ってマイ箸を持ち歩いたりしていた人、居ましたよね・・・結果的にそれが日本の森林荒廃を招いたわけですが。

ペットボトルも実際にはほとんど「リサイクル」はされていないのに、せっせと洗ってラベル剥がして回収に回せば環境に優しいと思っていると、実はリサイクルされる量はかなり低い。(具体量については諸説あるようですが)本当はもっと環境に優しいリターナブル瓶を使おうとか、ペットボトルの有効な再利用を推進しようとか言う動きが出なければならないのに、集めるだけで安心してしまう。思考停止。

私は原子力に関わる人間で、ヒステリックな環境団体の主張する内容が如何に無知・無意味で現実離れしているかを嫌と言うほど見てきています。それでもなお人為的なミスやトラブル隠しをする電力業界もいかがなものかと思いますが・・・電力安定供給を至上主義にしているからなかなか発電所を停められないんですが、停めちまえばいいんですよ。日本だけですよここまで異常なレベルで安定しているのは。安全とライフラインの安定は無料だと思っている。

今後人類が本当にのっぴきならない状況になったとき、生きるか死ぬかの瀬戸際で何を選択するんでしょうか。ベストな選択はなく、ベターな選択を繰り返すしかないんです。その判断を誤らせるノイズは出来る限り消えてもらいたいです。

4: わけん 2007年06月17日(日) 午後10時54分

>ぴかにぃさん
書き込みありがとうございます。
そして、遅ればせながらおめでとうございます。

さて、本題ですが、

ぴかにぃさんの言うとおり、南極の氷が溶けると海水面はあがります。

ただ、南極の氷が溶けるには、平均気温があと50度ぐらい上昇しないと、そういう状態にはならないそうです。
当面の問題は、平均気温が数度上昇した場合のことなので、南極の氷が溶けるというのは、とりあえず無視ということみたいです。

このコメントの2つ下のAckeyさんのコメントのほうが詳しく説明されていますので、参照していただければと思います。
だいたい、この本でも同じようなことが書かれています。

すいません。いま気づいたのですが、本文中の
「地球温暖化では実は海水面は上がらない」
は誤りでした。正確には、
「北極の氷が溶けても実は海水面は上がらない」
でした。

誤報をしてしまいました。
申し訳ありません。すぐに修正します。

報道局には勤められそうにないです。


>mynz
>その本では、「終始、環境問題を利用して金を稼いでいる人らを批判」する事によって金を稼ごうとしていることも考えられない?
たしかに、そうも考えられます。
ただ、たかじん委員会で取り上げられるなどして、環境問題というものをもう一度考え直そうという動きを呼んだこの本は、評価に値するのではないかと、個人的には思うのですが。

>その本を読んで見知らぬ科学的事実(と筆者が信奉している事)があっても恥ずかしいと思ってはいけない。科学とはそういう感情とは切り離されたモノであるのだから。
僕が感じた恥ずかしさというのは、中学とかでその科学的事実を習っていたにもかかわらず、マスコミの報道を鵜呑みにして「北極の氷が溶けて、水面上がる。」と単純に考えてしまったことからくるものです。

>温暖化など急激な環境変化は大きな問題には違いないし、それらに対して我々が取り組めることはコンセンサスがえられるのではないのかなっと。
これは、その通りだと思います。
僕のエントリーでは言葉足らずで誤解を招きましたが、著者も「急激な環境変化」がまずいと言ってます。
ただ、それへの対応策というところは、

「少しでも得をしよう、お金を儲けようとしたりせず、人生にもっと大切なこと―家族、友達、ゆったりした時間―そんあことを大切にしていれば、地球温暖化は自然消滅する。」

と述べてるのみです。
個人的には、もうちょっと具体策を論じて欲しかったところです。


>Ackeyさん
長い…。
僕のエントリーより長い。

非常にわかりやすいまとめ、ありがとうござます。

電力業界の実情もおもしろかったです。
>日本だけですよここまで異常なレベルで安定しているのは。安全とライフラインの安定は無料だと思っている。
そうなんですか。初耳でした。
それはそれで、誇るべきところであるような気もしますが、それによって他に歪みが生じているんでは、ハリボテの豊かさですね。


そんなに見ているわけではないですが、たかじん委員会は関西ローカルの番組では屈指のおもしろさですよね。
是非、関東でもOAして欲しいですね。

5: Ackey 2007年06月18日(月) 午後2時02分

>そんなに見ているわけではないですが、たかじん委員会は関西ローカルの番組では屈指のおもしろさですよね。
>是非、関東でもOAして欲しいですね。

これは無理。
たかじん自信がはっきりと否定しているし。
関東で放送されると色々と規制・圧力がかかるので現状の良さが失われると思います。
<a href="http://www.ytv.co.jp/takajin/" rel="nofollow">http://www.ytv.co.jp/takajin/</a>
DVD 出ているので関東の方はそれを買われるとよろしいかと。絶対損はないと思います。

あと・・・さすがにどのマスコミも北極の氷が溶けて海水面が上昇するとは言ってないです・・・なんぼなんでも。単純に思いこみかと。

電力の安定に関しては、年間の停電時間の短さなどは圧倒的な世界一です。瞬停の少なさも統計ではないですけど世界一でしょう。また通電している場合でも電圧の安定性などは過剰品質と言えるぐらいです。UPSって日本ではほとんど使ってないでしょ?少なくともアメリカでデスクトップPC使う場合には必須でした。

6: わけん 2007年06月18日(月) 深夜0時08分

>関東で放送されると色々と規制・圧力がかかる
関西ローカルだとOKだというのは、圧力をかけてくる団体が、
「まぁ、地方ローカルだし。許しといたるか。」
ってなるからでしょうか?
地方局と中央局でそれほどまでに、規制・圧力の差というものはでるものなのでしょうか?

もし、地方局の方が、規制・圧力が低いというのであれば、地方局は、自局の魅力を打ち出してゆくのに良い武器になりそうだなと思いました。


>さすがにどのマスコミも北極の氷が溶けて海水面が上昇するとは言ってないです
『環境問題はなぜウソがまかり通るのか』によると、1984年の元旦の○○新聞に、「50年後の地球の新聞記事」という設定で載せられた記事の中に、「北極の氷が溶けて、海水面が上昇」というのが載っていたそうです。」
さすがに、1984年に僕はまだ3歳だったので、その記事は読んでないので、僕のは思いこみの可能性が高いですが。

ちなみに、UPSって何のことかわからんかったんですが、調べてみたら無停電電源のことをなんですね。初めて知りました。あと、アメリカではPC使う場合には必須ということも初めて知りました。
ってことは、アメリカではPC全体に対するノートPCの需要が、日本より高いんですかね?

7: mynz 2007年06月19日(火) 午後2時59分

> 僕が感じた恥ずかしさというのは、中学とかでその科学的事実を習って
> いたにもかかわらず、マスコミの報道を鵜呑みにして「北極の氷が溶け
> て、水面上がる。」と単純に考えてしまったことからくるものです。

自分にとっては、中学時代に習ったような単純な法則が「温暖化によっても海面上昇は起こりえない」という証明になる方が驚きだけど。極力他の要素を排除したビーカやバスタブで実証したことが、複雑な要因が絡む惑星レベルにもスケールするのは納得しがたい。

結局、北極の氷が溶けて海面上昇する説も、中学生が習う浮力を思い浮かべば海面上昇があり得ないという説も同じように、素人には計り知れないし、どちらに転んでも科学的な知識の欠落として羞恥心を持つ必要もないかと。

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関西人としての自分の認識では、たかじんがNHKと関東圏のテレビに絶対でないのは、本人のこだわりと毛嫌いのためと認識しております。
まぁ、たかじんの様な殿様芸人は自分がこもれる城が用意されていない場所では存在できないんじゃないかね。
自分はたかじんが関西に閉じこもるのを非グローバリゼイションとして指示しておりますが。

8: わけん 2007年06月19日(火) 午後11時59分

>どちらに転んでも科学的な知識の欠落として羞恥心を持つ必要もないかと。
そう言っていただけると、「科学的な知識が欠落してたなぁ。」と思っていた僕としては、救われる感じですが…。
けど、うーん、もうちょっと深く考えを巡らしていたら「氷が溶けても水面上昇は起こらない」という発想を思いつくことができた気がして、なんだか、ちょっと悔しい思いが胸のあたりに残っているのです。

>たかじんがNHKと関東圏のテレビに絶対でないのは、本人のこだわりと毛嫌いのため
ほうほう、規制・圧力どうこうだからというより、たかじんさんのこだわりってことなんすね。

>非グローバリゼイション
非グローバライズすることによって、どのような魅力が生まれるのかを考えるのはおもしろそうですね。


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