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したっぱプログラマーの日記(The diary of a minor programmer)

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2006年6月の日記

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2006/06/13(火) IBMの息子(上)を読んだ

読書

コンピュータの名著・古典100冊の中にあった、
「IBMの息子」の上巻を読んだ。
最初、何か退屈そうな本だなぁ。っと思っていたが、数十ページ読んだところで、めっちゃ、はまった。

IBM創始者トーマス・J・ワトソンの息子であるトーマス・J・ワトソン・ジュニアの自伝。
世の中には、親の仕事を継ぐ2世社長とか2世タレントとかがよくいるが、どうも、1代目以上の実績を残す人物っていうのは、なかなかいない。
しかし、このトーマス・J・ワトソン・ジュニアは、父親が偉大だったのにもかかわらず、自信も、父に勝るとも劣らない実績を残した。珍しいなぁっと思いながら読み薦めた。

コンピュータの名著・古典100冊の中で紹介されていたのだが、むしろ若いビジネスマンにこそ、オススメだと思う。ビジネス書には、研究者が、緻密なデータを使って、組織の運営方法、個人のあるべきあり方を述べているものが多い。
この本には、リサーチしたデータを元に書かれたビジネス書には、絶対にない、人と人との生々しい感情のぶつかり合いがある。だから面白いし、ためになる。

ワトソン・ジュニアが、徐々に、人として成長してゆく様は、興奮そのものだ。読んでいると、まるで、自分も、IBMの幹部になった気分だ。自分も、社長になれるんじゃないか?っと妄想が膨らんでくる。

ということで、オススメ。
下巻を読むのが楽しみ。

2006/06/12(月) アラン・ケイの来る小学校

雑談

会社の先輩の、お子さんが通う小学校に、パソコンの父と呼ばれるアラン・ケイ氏が、授業にやってきたそうな。
なんでも、Squeakというソフトを使って、子供達にプログラミングを勉強してもらおうということらしい。
先輩の話によると、この取り組みは、全国で行われており、全国で一番優秀だった5名は、半年間ぐらいNASAに留学させてもらえるのだとか。

アラン・ケイの授業を受けられるだけで、貴重な経験なのに、そのうえNASAとは、なんと贅沢な!?
僕も、そんな時代に生まれたかった。
まぁ、小学校のころに、アラン・ケイにあっていても、ただのおっさんっと思っていただろうけど…。

それにしても、こんな小さな頃からプログラミングを勉強していたら、みんな天才になっちゃうんじゃなかろうか?っと思う。自分の知る限りでは、小さい頃(若い頃)からプログラミングしていた人は、みんな頭いいし。
この小学生達が、うちの会社に入ってくるのは、10年後ぐらい?
それまでには、プログラマー引退かなぁ。もしくは、国外逃亡?

追記:
先輩は、「京都大学のアラン・ケイ教授が来た」っと言って、そんな、まさか、日本に住んでるの?って思ったのですが、どうやら、先輩のちょっとだけ勘違いで、京都大学の客員教授だそうな。

2006/06/11(日) 残業が減る!

雑談

何気にネットで、ニュースを見ていたら、衝撃のニュース!
残業代が引き上げら得るらしい!
こちら

>割増率を現行の最低25%から5割程度にする案を軸に検討している。
おぉぉ!ということは、月数万円お小遣いがUPする!

しかも、
>間外労働が40時間を超えたら1日、75時間超では2日の「健康確保の休日」を企業に義務づけ
ってことらしい。たまには、国もいいことするね。

>少子化対策で焦点となっている「働き方」を見直すため、厚生労働省は、時間外労働に上乗せされる賃金の割増率を引き上げる方針を固めた。長時間労働を是正し、仕事と子育てが両立できる環境整備を促す狙い。

そもそもは、少子化対策の一環らしい。

残業代の引き上げは、
>国際競争力低下などを理由にした企業側の反対でこれまで据え置かれてきた。
らしいのですが、
少子化で、若い人材が減ってしまっては、結果的に、国際競争力も落ちるし、当然の成り行きだよなぁっと思いました。

1: mynz 『国際競争力を盾に労働者を過労させてきた企業もなんだし、少子化を理由に労働の基準を見直すって、納得できる筋じゃないね。これによって...』 (2006/06/12 19:09)

2: わけん 『確かに、周りの話を聞くと、今でも、サービス残業とか、仕事を家に持ち帰る人とか多いようだし、そういうのを何とかしないことには、問題...』 (2006/06/12 21:23)

2006/06/11(日) 先日、FedoraCore5入れたマシンの解像度が小さい…

なんか、nvdiaのグラフィックボードだと、だめらしい。
最高800×600でしかでない…。
ということで、ネットで、調べまくって、たどり着いたのが以下のサイト
http://www.atmarkit.co.jp/flinux/rensai/linuxtips/873nvidiainfc5.html

これで、救われました。
途中、何度か、FedoraCore入れなおしたけど…。
なんか、今日は一日中、これに手を煩わされていたT_T

2006/06/11(日) 『FRUITS CLiPPER』を買った

音楽

先日、販売から、capsuleの『FRUITS CLiPPER』を買いました。
前回はITMSで買ったのですが、ITMSには、まだ出てなかったので、今回は、Amazonで購入。

Amazonでの評価を見ると、結構、評価が分かれている。
批判側の主な理由は、今までのcapsuleっぽくないということ。

前回のアルバム、『L.D.K Lounge Designers Killer』は、これまでの集大成っといった感じで、思う存分、capsule臭を堪能でき、非常に満足の1枚でした。なんというか、これまで、capsuleが築き上げてきた世界観が、より細部まで、くっきりと具体化されたような印象を受けました。曲を聴いていると、製作者の、頭の中のイメージが、こっちにダイレクトに伝わってくるような感じ。

満足な一方、これだけ、完成度の高いものをリリースしてしまっては、もはや、これで大満足、お腹いっぱいになっちゃったので、今後、同じようなものを出されても、ちょっと食傷気味だなぁっという不安がありました。

そこへきて、今回の『FRUITS CLiPPER』は、またテイストが、がらっと、変わっていて、これまでと違ったテイストを出そうとするその野心的な姿勢に、非常に好感を持ちました
それでいて、capsule臭は、ほどよく残っていて、気持ちよく聞けました。

自分の中では、前回の『L.D.K Lounge Designers Killer』が10点満点の10点だとすると、今回は、9点ぐらい。あと、1点は、今後に期待して、ということで。

1: texas body contouring 『If you are not betrothed, whom I may trust me to wish to save hi...』 (2006/12/28 7:57)