したっぱプログラマーの日記(The diary of a minor programmer)

先日、実家に帰る前に東京(秋葉原)に寄り、友人と、最近話題のメイド喫茶へ行った。
秋葉原は、最近は観光地化しているらしく、観光客っぽい人が多かった。

行ったお店はこちら。
正確には、メイド喫茶というより、猫娘喫茶かな？
ここのお店は、500円ごとに１ポイント(お店では魔力と呼んでいる)もらえて、それを貯めると以下のような特典(お店では魔法と呼んでいる)があるらしい。

魔力　1C　紹介魔法（ネコの名前を紹介いたします→名刺お渡し）
魔力　3C　炎の魔法（タバコの火をお付けします→ライターお渡し)
魔力　5C　チェックカード（手描きメッセージをチェック→メッセージコースターお渡し）
魔力 10C　水の魔法（ドリンク１杯無料）
魔力 15C　光の魔法（マスターのメガネをお拭きします→眼鏡拭きお渡し）
魔力 20C　甘い魔法（お好きなケーキをプレゼント）
魔力 30C　とろける魔法（お好きなパフェをプレゼント）
魔力 40C　昇級魔法（記念写真とネコ着用のリボンチョーカーにサインしてその場でプレゼント）

残念ながら、僕は、東京に住んでいないので、ポイントは友人にあげることにした。彼が、光の魔法まで到達することを期待しつつ。

僕は、オムライスを頼んだ。
店員さんは、オムライスに、こちらの頼んだ言葉を書いてくれる。
僕も、好きなセリフを書いてもらった。

『お前』の部分を『おまえ』にしているあたりがプロだなっと思った。
味の方は…。ノーコメント…。

続いて、メイドマッサージを体験しにいった。

最近は、こういった『メイドなんとか』っていうのが、雨後の筍のごとく出現しているらしい。
メイド美容室ってのもあると聞いた。

お店の感想は…。過剰品質だった。
僕は、足つぼ２５分コースと、肩こり１０分コースを頼んだのですが、肩こり１０分コース担当のメイドさんが、やたらと体を寄せてくる。きっと、マニュアルにそういうことが書いてあるんだろう。

この領域は隙間産業かなと思った。ちょっと、かっこよく言うとブルーオーシャン。
普通の喫茶では退屈、かと言ってキャバクラや風俗に行く勇気もお金もないっていう人は、多いと思う。
そんな人々のオアシス。しかも、メイドが物珍しい今なら、観光と称して合法的に乗り込める！

　日本の風俗産業は種類が豊富で、発想に富んでいるという話を聞いたが、その想像力（というか妄想力？）は、このようなところにも表れているのだなぁっと思った。しかし、萌え産業において、その妄想力は、まだまだ、その力を出し切っていないように思う。
今後、秋葉原における萌え産業は、ますます多様に、そして奥深くなっていくだろうと思った。