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したっぱプログラマーの日記(The diary of a minor programmer)

2006/08/14(月) 『失踪日記』を読んだ

雑談

実家に帰る途中に、デスノート1巻を購入し、父へのお土産とした。
父にプレゼントしたら、お礼にユンケル皇帝液をもらった。
漫画のお礼が栄養ドリンクとは…。

ところで、うちの父は割と漫画好きだ。
けど、読む漫画は偏っている。
医学系か、碁系か、メディア芸術祭受賞系かだ。

んで、今回、帰省したときに、ポンと渡されたのが、今年、メディア芸術祭で大賞を受賞した『失踪日記』だ。
恥ずかしながら、作品のことも作者のことも、ぜんぜん知らんかった。

内容を、ざっくり言うと、漫画描けない病になった作者が、家出して、ホームレス生活をしたり、ガス管の修理工をしたり、アル中になって入院したりした実話をコメディタッチで描いたものです。

イラストもデフォルメされており、終始、笑えるように工夫されて描かれているのですが、どうにも描かれたイラストをリアルにしたときのことを想像してしまって、ほとんど笑えず、どうにも悲惨さを感じてしまいました。

それで、漫画では全然笑えんかったのですが、最後の、
とり・みきさんとの対談の中での作者の一言、

『寒さとかね、ほんとに死ぬかと思った(笑)。一週間眠れないんだから。……失踪から帰ってきてから、これネタにしようかなぁと思って、「寒くて死にそうだった」とかノートに書き出してたんだ。で翌朝見たら、そこに奥さんが「…こっちはもっと悲惨でした」って書き足してあった。』

ってところで思わず笑ってしまった。

世の中、いろんな人がいるなぁっと視野が広がりました。

1: ちー 2006年08月14日(月) 深夜3時02分

コレ読んだー!!
(ってゆーより、本屋さんでちょっと立ち読み)
確かに結構悲惨で、私、最後までマトモに読めなかったよ…。

何かイラストがちょっとひと昔風なのが余計にわびしく感じちゃって。
てかわけんさんのパパさんからのプレゼントってのがビックリ。
わけんパパ…。キャラはやっぱりわけんさんに似てるの??

2: わけん 2006年08月16日(水) 午後1時25分

>確かに結構悲惨で、私、最後までマトモに読めなかったよ…。
うんうん、悲惨だよね。
っていうか、立ち読みで、最後までマトモに読んだら、それはそれで問題ありだよ。

わけんパパは、見た目はあんま似てないです。
ちょっと、太り気味だし、背もそんなに高くないし。

性格は…。
うーん、物事を小難しく考えるあたりが似てるかも。


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