▼ 2007/06/20(水) 教え方、教わり方について
「最近の親はマニュアルで「あそび」を教える」というエントリーを読んだ。
この記事では、親が子供に自転車の乗り方を教える方法について、「跳び箱ができる!自転車に乗れる!」という書籍に書かれていることを元に言及されている。
記事中に
>「自分がアタリマエにできて、身体化されているものを、どうやって教えたらいいか?」という命題は面白い。
とあったが、「自分がアタリマエにできて、身体化されているものを、どうやって教えたらいいか?」というのは、ダンスをしている僕としては、なじみ深い問題だ。
しかし、最近は、もっぱら教わること(ダンス)ばかりなので、僕にすると、
「相手がアタリマエにできて、身体化されているものを、どうやって教わったらいいか?」
という命題が重要になってくる。
僕は、決して運動神経が良い方でも、身体感覚が優れている方でもないので、学び方の達人になることで競合他者に立ち向かっていくしかない。よって、先の命題は僕にとってすごく重要。
先の記事によると、教えるには4つのノウハウがあるそうだ。
- マネて学ぶ
- よい動きと悪い動きを
- 動きをオーバーに
- 一つの動きを五つの言い方で
・マネて学ぶ
ダンス習うとき、普通はこれ。下手な先生は言葉だけで教える人もいるかもしれないけど。
・よい動きと悪い動きを
・動きをオーバーに
この2つは、よくやってもらっている。ダンスの先生に、踊りを注意されて、
「そーじゃなくて、こんな感じで。」
と、お手本を見せられたときには、
「僕のは、どーなってるんですか?」
と聞くことにしている。
すると、先生がオーバーな動きで僕の下手な踊りを真似してくれ、その後に、うまい見本を見せてくれる。
そうすると、曖昧だった修正ポイント、修正方法が、クリアになってくる。
・一つの動きを五つの言い方で
これは、あまり気にしていなかった。けど、ある言葉で表現されたときにわかりにくかったことが、他の言葉で表現されたとたんにすごくわかりやすくなったという経験はよくある。
今後は、先生に習うときには、「他の言葉で言うと、どんな感じでしょうか?」というのも、使っていこう。
他にも、
3つほめて1つしかる、指摘せずに微笑む、場所や道具を替える、
というのが、重要らしい。
個人的には、「3つほめて1つしかる」が重要。
褒められて伸び、叱られて萎むので。
しかし、これを先生に頼むのはちょっと恥ずかしい。
「先生、もっと褒めてくださいっ!」
とは、なかなか言い難い。
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1: mynz 2007年06月20日(水) 深夜2時12分
自分が何かを教える立場にあることは最近全然無いのだけど、教わる立場であるボルダリングはまさしくそんな感じだし、英語も同様だった。マル。
2: わけん 2007年06月21日(木) 深夜1時14分
いろんなことに共通した学びのノウハウなんですね。
今日、レッスンだったんですが、活かしきれなかった( ´・ω・`)ショボン