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したっぱプログラマーの日記(The diary of a minor programmer)

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2007/07/18(水) 『とてつもない日本』を読んだ

読書

この本はいい!
とかく日本人は、自分たちのことを卑下しがちだ。
この本で麻生さんは、とにかく日本人を褒める。褒めまくる。超プラス思考。

中でも印象的だったのが、インドの地下鉄開発の話だ。

その地下鉄は、インドの技術者と日本から派遣された技術者とで共同で開発された。
インド人技術者の方達は、それまで時間に対してひどくルーズだったのだが、いつも集合時間の15分前には揃っている日本人を見習って、自分たちも早めに現場入りするようになった。
また、日本人の徹底した指導により、数時間遅れも日常茶飯事なインドの交通機関の中で、その地下鉄だけが、数分の誤差で運行されている。
そして、今インドではこの地下鉄を「ベスト・アンバサダー(最高の大使)」と呼んでいる。

というお話。
日本人は外国の方から「勤勉過ぎ」とか「まじめ過ぎ」とか非難され、それを気にしがちだけれども、「勤勉でまじめで、全然OKじゃん」という気にさせてくれるお話でした。

その他、高齢社会に対する考え、地方分権に対する考え、靖国にたいする考えなどが述べられています。

選挙期間になって、頻繁に街頭演説が行われていますが、炎天下の中、立ちっぱなしで聞く気には、どうしてもなれません。
しかし、こういう書籍だったら、政治家の方がどんなことを考えているのかが、さくっと読めるので良いなぁと思いました。
麻生さんの文章が読みやすく、かつ、おもしろいというのが多分にありそうですが。

1: mynz 『> この本はいい!> とかく日本人は、自分たちのことを卑下しがちだ。> この本で麻生さんは、とにかく日本人を褒める。褒めまくる。...』 (2007/07/19 25:35)

2: わけん 『>その麻生さんって太郎さんでしょ?そりゃ日本人を褒めまくるよ。超プラス思考だよ。日本人は、そろそろ非難されるのに疲れてきてると思...』 (2007/07/21 13:14)

3: mynz 『> 日本人は、そろそろ非難されるのに疲れてきてると思うんですよね。> 日本は駄目だとか、日本はもうすぐ死ぬとか、聞き過ぎて。そう...』 (2007/07/21 21:19)

4: わけん 『>でも、世論やメディアは駄目だ、駄目だと行っているのかな。よくわからんけど。日本にいる限りは、あまりプラスなコメントは聞かない気...』 (2007/07/21 22:36)

2007/07/16(月) 『2ちゃんねるはなぜ潰れないのか』を読んだ

読書

ひろゆきさんが、どーいう方なのか全然知らなかったけど、この人は天才だなぁと思った。
考えが、普通の人から見ると極端で、ぶっとんでいる感じがする。

ジャーナリストの佐々木俊尚さんとの対談が面白くて、

『梅田(望夫)さんは常に理想論を言いすぎて反論できないから、そこで話が終わってしまう。一方で西村(ひろゆき)さんは、あまりにも現実的でベタな話をしすぎて話が終わってしまう。2人は両極端なんじゃないかなと。 ...(中略)... 理想と現実のせめぎ合いに生きている我々の気持ちを、2人とも理解していないな、という感じはちょっとするかもな。』

という発言が佐々木さんの人間っぽさというか、生っぽさが出ていておもしろかった。
Webの話意外でも、天才達の言うことが、理想と現実のせめぎ合いに生きている普通の人たちの気持ちを理解してくれてないなぁっと思うことは結構ある。
もしくは意図的に無視しているのかもしれないけれど…。

集合知と集合愚の話が面白かった。
「ガリレオ・ガリレイの時代に集合知があっても、地球が回っていることにはならなかった。」
集合知が正しいということが間違っていて、大衆が間違ってしまうことがある。
お恥ずかしながら、集合愚というものを全然考えずに、「集合知っていいよね!」みたいなことを口走っていた。
じゃー、どうすりゃいいの?と言われても、回答は思い浮かばなくて、これからも人類は集合愚という危険と隣り合わせで生きていくしかないのかなと思う。

その他、元オン・ザ・エッヂの取締役最高技術責任者である小飼弾さんとの対談も面白かった。
天才同士の会話なので、内容がぶっ飛んでて読んでて気持ちよかった。

個人的にかなり楽しめた。
僕の尊敬する人リストに、ひろゆきさんの名が加わりました。

2007/07/15(日) 「超・入門科学する麻雀」を読んでる

読書

麻雀理論とは、どんなものなのかを知りたくて、購入。
途中まで読んで断念。
こんなに覚えられん!

とりあえず、プロの人達は頭の中でこんなこと考えてんだーってのが分かったので、よし。
一例を挙げると、

・良形先制リーチすべきでない条件
...
まず、ダマで6ハン以上ならダマにすべきです。これはリーチしてアガリ率を下げるべきではありません。一般に、13巡目にダマで良系テンパイすると、アガリ率は70%以上を見込めますが、リーチするとアガリ率は40%台まで落ちます。
...

というような話が、いっぱい載っています。

こんなん読んでますが、実は、ここ1〜2年麻雀してない。
なんで、覚えても使う場がなかったりします…orz

1: Ackey 『ほう・・・それは麻雀したいというお誘いでしょうか?!原田も帰ってきたし・・・あと一人誰か居るかな?』 (2007/07/16 22:00)

2: わけん 『徹マンでなければ…。』 (2007/07/16 22:38)

3: Ackey 『徹マン以外のシチュエーションが思い浮かびませぬ・・・移動の時間の方が長くなったりしそう・・・あ、サークル始まる前に打てばいいのか...』 (2007/07/16 25:37)

4: わけん 『麻雀した後、ダンスですか。なんかカオスですね。』 (2007/07/19 11:21)

5: 淫インモラル 『淫インモラル:http://www.spy001.com/pro_651.html インモラル:http://www.spy00...』 (2013/12/19 11:30)

2007/07/14(土) 超能力番組を10倍楽しむ

読書

『超能力番組を10倍楽しむ本』を読んだ。
『職業欄はエスパー』を読んだあたりから、割と超能力を信じている思っていた僕ですが、
残念ながら、この本では超能力を使える人の話は出てきません。

本では、まず最初に
・雲を消す超能力
・人を倒す気功術
・人の身長が伸びる
のトリックについて説明しています。
ほんと、こんなもんかというぐらい単純なトリックでびっくり。

その後は、おもに昨年終了した某番組を取り上げて、そのトリックを解説しています。
読んでいると、もうほんと、テレビ局ねつ造しすぎだろと。
まぁ、テレビ局なんてこんなもんかと諦めているところもありますが。

僕のように諦めている人が多いから、こーいう捏造番組が出てくるんでしょうか?
もちょっと、怒った方がいいのかな。

読んでいて、エセ超能力者を退治するのに、Mr.マリックさんや、セロの役割って大きいのかもって思いました。
「超能力を使わなくても、こんなことができますよ!
だから、簡単に超能力って信じてはいけないですよ。」
っていうことになるんで。

1: Ackey 『中島らも 著 ガダラの豚を読みませう。大変面白いです。オウム事件の前に書かれたとはとても思えないほど、カルトの危険性やからくりが...』 (2007/07/15 19:20)

2: わけん 『ガダラの豚実は、既読だったりします。けど、結局あれも、最終的には超能力で解決しましたよねw』 (2007/07/16 22:40)

3: Ackey 『読んでるのか〜中島らもの作品はコンプしているはずなんですが、その中でも出色の作品だと思います。トリックで説明出来る事は、トリック...』 (2007/07/16 25:50)

4: わけん 『僕は、カダラの豚しか読んだことないですが、おもしろかったです。特に1章が好きでした。いつでも、どこでも、道具がなくても、通信でき...』 (2007/07/19 11:38)

5: 淫インモラル 『淫インモラル:http://www.spy001.com/pro_651.html インモラル:http://www.spy00...』 (2013/12/19 11:29)

2007/07/07(土) モテる男の条件

読書

「モテる技術」を読んでます。
なんで、この本を買ったのか思い出せない。
けど、この本はうちにあった。
きっと、Amazonにおすすめされて、無意識のうちに買っちゃったんだろう。

自己啓発本に影響されやすい僕ですが、こーいうモテ系マニュアル本に対しては非常に懐疑的です。
友人が「How To Succeed With Women」(洋書)という本を読んでいるという話を聞いたときにも、「それどーなん?本当に、そんなん使えるの?」と言っていました。
それでも、友人は「この本はいいよ!わけんも是非!」と言っていたけれど…。

さて、「モテる技術」の内容ですが、「なるほどー。」と思う面と、「これは、アメリカ文化だから許されるんちゃう?」と思ういう面が、五分五分で存在しています。
以下、いくつか、印象に残った部分を抜粋。


・モテる男は常に複数の女性を追いかける


複数の女性を追いかけていれば、「別に振られても大丈夫。他にも女性はいっぱいいるさ。」という余裕が生まれてきます。

余裕が大事というのは、納得できるのですが、複数の女性を追いかけていることがばれると、けっこう被害があるような気がするのだけれど…。
アメリカは、この辺、寛容なのかしらん。


・モテる男は振られても、くよくよしない。


モテる男は、気持ちの切り替えが早いらしいです。たしかに、うじうじしている男は、あまり魅力的ではないですね。まあ、納得。

その部分説明に引用されていた標語が印象に残りました。

「受け止めなければ、銃弾は100%防げる。」

何かで落ち込んだときは、この言葉を思い出そうと思います。


・モテる男は、目当ての女性の相談に乗ったり、友人にはならない。


人は、ある問題について、何回か相談に乗ってもらうと、その相談相手に会うと問題を思い出すようになってしまうそうです。
だから、目当ての女性の相談に乗ることは、1番やってはいけないことらしいです。

けど、相談に乗ることから始まったカップルが知り合いに何組かいるんで、ほんとかー?って感じです。
「「女性の悩み事の相談に乗る」ことが「その女性と結ばれること」に対してプラスに働くとは限らない。」
ぐらいの認識に留めておいた方が良いような気がします。
女性がすんごい相談に乗って欲しそうにしてるのに、その人と結ばれたいからといって相談を断り続けるのも、感じ悪いんではないかと。




あとから気づいたんですが、この本、もともとは外国の本で原題は、「How To Succeed With Women」と言います。
友人が、オススメしていた本の日本語訳…。「それ、どーなん?」っとか言ってたくせして、結局、同じ穴のムジナでしたorz