まだまだ、ローマ人の物語を読んでいる。
ローマの4代目の皇帝クラウディウスの妻だったメッサリーナは、
浪費家だったり、性欲が旺盛過ぎだったりと自己制御が苦手だったらしい。
それに対しての、著者の七生氏は、次のように述べている。
『自己制御が十分な女を、女らしいとは評さないのが男ではあるけれど。』
こんな風に、男ってこんなもんよって割り切れる七生氏のすごさは、ひとまず、置いといて、
この一文には、非常に共感する。
前々から、思ってたけど、自己制御が十分な女の子って、あまり普段魅力を感じない。
理性的に考えたならば、自分独りで立っていられる女の子の方が魅力的なんだろうけれど、
実際は、ちょっと、心の弱さを持っていて、助けてあげなきゃって思っちゃう人のほうに
惹かれることが多い。
これって、なんか悲劇だなぁっと昔から思ってた。
独りで頑張って強く生きている女の子の方は、モテなくて、
「私もうだめかも。どうしよう。助けて!」みたいな女の子の方がモテちゃうのだ。
ということで、このような悲劇をなくすべく、ちゃんと、自己制御のできてる人と
結婚するようにしようっと思ったしだいでした。