▼ 2006/01/29(日) 偽善者とよく言われる僕ですが
【読書】
今日、本を読んでいたら、ギリシア人は偽善を2種類に分けて考えていたと書いてあった。
ギリシア人は、上等な偽善と、下等な偽善にわけて考えていたらしい。
上等な偽善というのは、たとえそれが見せかけであっても、公共の利益につながるようなものを言うらしい。
これは、僕が、常々考えてきたことと近いなと思った。
偽善といっても、やっている行為は善行なのだから、偽善という行動は、非難するに値しないのではないのかと
思うのです。
だから、僕は、昔から、偽善者呼ばわりされても、けど、それって結局善いことしてんだからいいじゃん!
っと思ってた。
日本人は、固いところがあるから、偽りの善を肯定するような考えは生まれなかったんだろうなっと思う。
日本にも、上等な偽善と、下等な偽善の2種類の概念が存在していたら、僕も、悪い意味の偽善者呼ばわり
されることもなかったんではないかと期待するけど…、そうでもないかも。
できれば、いまからでも、上等な偽善と、下等な偽善を分けるべく、2つの単語を作って欲しいものだ。
清偽善と汚偽善とかとか。
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