寸ごく簡単に要約すると、
論理や、効率なんてたいしたものではない。文化や伝統や情緒が大事。
以前の日本は、文化や伝統や情緒を大切にしていた。しかし、近年、経済発展を求めるあまりに、文化や伝統や情緒をないがしろにしてきた。
その結果、国家としての品格が失われてしまった。
っということらしい。
いろいろと、うなずけるところ、うなずけないところがあったのですが、すぐには、うまく文章にまとめられない。
また、そのうち。
とりあえず、おもしろかったのが、
「古池や 蛙飛び込む 水の音」
この句を聴くと、日本人なら、個人差はあれど、だいたい
「静かな池に、ぽちゃんっと蛙が飛び込んで、池に波紋がほわーって広がっていく」
といったような情景をイメージする。
しかし、日本以外の多くの国の人は、この句を聞くと、古い池に蛙がドバドバッっと集団で飛び込む様を思い浮かべるらしい。
この部分を読んだとき、ブッと笑ってしまった。
日本人の感性って希有なんだなぁっと思いました。
1: mynz 『自分も最近たまたま件の本を手にしたので、少し読み勧めているところ。キチンとした感想もそのうち書けたらと思うけど、軽く感触か述べる...』 (2006/10/27 20:11)
2: わけん 『>mynzさん感想ありがとうございます。僕も、なんか鼻につきました。特に、著者の大胆な語り口が、なじめなかったです。けど、本の内...』 (2006/10/27 25:04)