したっぱプログラマーの日記(The diary of a minor programmer)

3.3から、4.01に乗り換え
表の見た目は全然変わらないけど、僕がエントリーを書く方は相当オサレになった。

導入に際して、ちょこっとハマったのでメモしておきます。（同じのでハマる人が立ち寄るかもしれんし。）
当初、zipを解凍してFTPでアップロードして既存のフォルダに上書きしたら、下記のようなエラーでうまくゆかず。

Got an error: Base class package "Data::ObjectDriver::BaseObject" is empty.
(Perhaps you need to 'use' the module which defines that package first.)
at lib/MT/Object.pm line 10
BEGIN failed--compilation aborted at lib/MT/Object.pm line 10.
Compilation failed in require at (eval 13) line 3.
...propagated at /usr/lib/perl5/5.8.8/base.pm line 85.
BEGIN failed--compilation aborted at lib/MT/Config.pm line 9.
Compilation failed in require at lib/MT/ConfigMgr.pm line 256.

ググったけど、答は見つからず。
（同じので困っていた外人さんの書き込みは発見したものの、解決策は載っていなかった。）

その後、インストールガイドをよく見たら、「アプリケーションフォルダを削除してから〜」と書いてあった。
そこで、mtフォルダ以下の,extlib, lib, mt-static, php, toolsあたりを削除してから、再びアップロードしたところ、今度はうまくいきました。

ググる前にマニュアルを読めってことですね。

以下、外人さん向け。超テキトー英語。きっと、これでも分かってくれるはず…。
Delete extlib, lib, mt-static, php, tools, and upload again.

●タイトル
騙される脳

●著者
米山公啓

●目的
・僕って騙されやすいよね

●感想
はっきりいって、この本の価値は、前書きに集約されている気がする。
前書きに述べてあることは、
「人間、人の知らないことは他人に自慢したいよね。
その欲求をうまく使うのが自慢マーケティングなのだ。」
という話でした。

「あの本読んだよ。」、「あの映画みたよ。」ってのを自慢したくなるのが人間の性。
新しくて刺激的な内容のものだと特に、人に話したがります。
そして、その話は宣伝になるんです。
んで、特に話者が権威のある人だったりすると、みんな影響されてその商品を買っちゃうよね。
って話。

あとは前書きで述べたことの具体例と捕捉説明、著者の医療業界に対する不満の吐露で成り立っている。

僕の知りたかった「騙されないためには」ということに関しては、後半の１〜２ページ程度しか言及されていなかった。
その中身と言えば「自分独自の価値観を持つべし」という事しか述べていなかったので、もうちょっと具体性を帯びた対策だと嬉しかった。
「自分独自の価値観」というものに気づき、それを育てるにはどうするのかって話を。

あぁ、僕が本を購入する動機の8割は自慢用だな。

●得たもの
・「自慢マーケティング」という概念。
・新しいものには刺激があり、刺激があるってのはドーパミンが出るってこと。ドーパミン出させ続けないとそのうち売れなくなるよ。
・騙されないためには、自分の価値観を持つことが大事らしい。

食べてきました。

ちなみに、昨日からMovable Type 4.01に移行しました。
見た目かわんないけど…。

今日は人生初ジャズダンスしてきた。
周りは、おばちゃんばっかで緊張。

最初にやる柔軟がしんどかった。
自慢じゃないけど、ダンスしてるくせにめっちゃ体かたいんで。
足上がらないし、前屈しても床に手つかないし。

やっていて、ボディの使い方がラテンダンスに通じるものがあることに気づく。
しかし、最近ラテンの練習はしてないので、めっちゃ筋肉痛になりそう。

それでも、帰り際、先生から「お上手ですね。」とお褒めの言葉をいただいた！
お世辞かもしれないけど嬉しかった(^o^)

久しぶり振り付けを覚えるという行為をしたのだけど、めっちゃいい脳トレになりますね。
頭がとろけそうになりました。
しかし、それがまた快感。

●タイトル
不動心

●著者
松井秀喜

●目的
・けっ、野球選手がまともな文章書けんのかよ！
・自分は逆境に弱いので、一流選手が逆境をどのように乗り越えているのかを知る。

●感想
すげーよ秀喜！
いや、何を呼び捨てにしてるんだ僕は！
秀喜さん！秀喜様！

本屋でたまたま見かけて、上記のような理由で購入した本だが、これが大ヒット。
いや、ホームラン。

文章は平易で、非常に分かりやすい。

僕の考える秀喜さんの不動心のポイントは、「未来によって過去を変える」ということを実行している点だと思う。

これは、先日読んだDr苫米地という方の書いた書籍にもあったし、自分のいろいろな体験からも思うことなのですが、
「過去というものは、未来によって変わります。」
これはどういうことを言うのか説明しますが、それには秀喜さんの例が非常によくマッチしているので、それをご紹介します。

2006年、秀喜さんは連続試合出場を止めてしまう大きな怪我をしてしまいます。
秀喜さんは、非常にショックを受けました。
しかし将来振り返ったときに、
「あの時の怪我がなかったら、今の自分はなかった。あのとき、怪我をしておいて良かった。」
と言えるように頑張ろう。と思って、リハビリを頑張り、さらには、これをチャンスと思って、異例のシーズン中のバッティングフォーム改良に取り組んだそうです。

その結果、復帰直後の試合で4安打と大活躍。きっと数年後、振り返った時には、
「あの時の怪我がなかったら、今の自分はなかった。あのとき、怪我をしておいて良かった。」
と言っていることでしょう。
過去の不幸なことを未来によって幸福にしてしまう。それを目指して現在努力する。

これが、過去というものは、未来によって変わるということであり、
秀喜さんの「不動力」の源となる考え方だと思います。

文章を読んでいくと分かるのですが、秀喜さんは、非常に素直で謙虚です。
自信を凡人と捉えているところがあります。
唯一優れているのが、努力が得意という点。
その努力の天才というのが日本人的には非常に好印象で、読んでいて非常にさわやかな気分になれる文章でした。

●今回得たもの
・やっぱ、一流選手は頭も良い。
・過去を変えるための未来を変えるための現在の努力。
・自分の弱さを認める勇気の大切さ
・自分が興奮状態の時に書いた文章を後から見返すと恥ずかしい。（↑の文章自体は1週間ぐらい前に書いた。）
・Movable Typeがうまくレイアウトしてくんない