日曜日、先輩に頼まれて、先輩の息子さんに勉強を教えることに。
先輩のお子さんは、有名私立小学校の生徒(3年生)で、塾にも通ってます。
んで、塾の宿題を見て欲しいとの事。
先輩の提案で鴨川のほとりにテーブルを持ち込んで勉強しつつ、休憩時間は、川で遊ぶという計画。
この屋外勉強会は、今回が初めてではなく、いままでも数回、会社の新人さんたちが駆り出されて、行われてます。
しかし、まぁ、塾の宿題が難しい。見て、びっくり。
例えば、こんな↓。
「ある正方形の土地があって、その土地を縦に6m、横に8m伸ばしたら、面積が300平方メートル大きくなりました。
もとの正方形の面積はいくらでしょうか?」
まず、国語力がないと、問題も理解できない。
しかも、まだ方程式を習っていないので、"x(エックス)"を使って教えることができない。
結局、"x"のかわりに"□(箱)"を使い、できるだけ簡単に教えたけど、あまり理解してもらえなかった気がする。
このレベルの問題が10問以上。その他にも、前回の復習などもしなくちゃいけない。
よほど勉強好きな子供じゃないと、はっきり言って無理。
はっきりいって、ついていけてない様子だった。
なんとなくで、解いている。出てくる数字を、とりあえず掛けてみたり、引いてみたりしているだけな感じ。
しまいには、「もー、とりあえず答え教えてよ。」というおねだりが…。
これでは、全然意味がない。
こんな難しい問題やらんでも、小学校で出される宿題が解ければ、それで問題ないと思うんだけど…。
けど、結局、周りの家庭でも塾に行かせているから、お父さんお母さんとしては、あせるんだろうなぁ。っと思ったり。
ご両親も、こんな難しい塾の宿題に疑問を持っているらしく、いろいろ参考意見を求められました。
僕は、今の時期からこんな難しい問題を解いていてもあまり意味がないと思います。ということを伝えました。
僕が先生だったら、こんな難しい問題より、1〜10の和を簡単に求める方法とか、1〜10の数字の中でなんで7だけが孤独なのかとかについて、
考えさせたい。そのほうが、面白いだろうし。
さて、思い切りのいいご両親は、さっそく次の日、その塾をやめたそうです。
わー、僕、責任重大!
1: ちー 『うーん、中学受験を体験した私としては、高学年では、そんな問題やってたよ。(Xが使えないから、鶴亀算とか特殊な解き方をするのです(...』 (2006/09/12 20:48)
2: わけん 『3年生のお子さんは、たぶん中学受験はしません。このまま、大学までエスカレーター。だから、無理して難しいこと勉強する必要もないと思...』 (2006/09/12 23:48)
3: ひょん太 『鶴亀算のほかに、面積算ってのもあるよ!!』 (2006/09/15 25:27)
4: わけん 『面積算って何?初耳っす。』 (2006/09/15 26:12)
5: 淫インモラル 『淫インモラル:http://www.spy001.com/pro_651.html インモラル:http://www.spy00...』 (2013/12/19 11:30)