上巻の勢いに乗って、中、下巻と、瞬く間に読み終えた。
正直言って、中、下、と行くにしたがって、上巻を読んでいたときの興奮は薄れていった。
前半部の方が、謎解きのテンポが良かったような気がする。
それとも、単に読み疲れただけかな?
最後に出てくる、ニュートンに関わる暗号は、中学生でもわかりそうなのに、解けなかった。
うーん、悔しい。
ところで、この話を読んで、カトリック教会は、キリストを神聖視するのに躍起になってることを知ったのだが、
僕としては、別に、キリストが、神でも、人でも、人に役立つことを述べているなら、どっちでもいいのにーっと思ってしまう。
キリスト教の本質は、キリストが、神であるか、人であるかにあるのではなくて、その教えにあると思うから。
もっというと、教えを信じて行動することにより、より良く生きることができることこそが本質であると思うから。
僕は、キリスト教を、ちゃんと勉強したわけではないので、あまり大きなことを言えないけれども、著作物とかにでてくるキリスト教の信者の人は、その教えを守ることによって、良い人生を歩んでいるように見える。っていうか、『塩狩峠』の主人公がそう思えた。
あと、個人的に、ビジネス書の類が、キリスト教的思想を帯びているように思えるのも、キリスト教の教えがビジネスの場でも有効だからなんではないかと思う。
だから、キリストが、神だの、人だのなんてのは、ささいなことなんではないのかな?っと思ってしまう。
ってこんなこと言ったら、怒られるだろうか。
1: ちー 『うーん、上手く説明できるか分からないけど…。(そして、こういう流れを知ってたらごめんなさい。「ダ・ヴィンチ〜」に書いてあったっけ...』 (2006/08/08 23:09)
2: わけん 『丁寧な説明ありがとう。うんうん。なんか、遠い昔、学校の授業で、そんなのを習った気がする。天国というものの存在だとか、原罪からの救...』 (2006/08/08 25:39)